経営学の第一歩

現役経営学部の学生が日々の学習を振り返ってブログを更新しています!応援よろしくおねがいします!

経営戦略/事業戦略①

f:id:sawamoe0518:20190610150207j:plain


みなさん、こんにちは~~~

経営戦略論2回目は、事業戦略について紹介します🌸しかし、少し内容が濃いので2回に分けようと思います。

今回は、ポーターが提唱したファイブフォース・モデルを主に説明します👀

 

Q. 事業戦略とは

A. 企業が、成長と発展のために手段として展開する個々の事業において、いかに競争優位を構築させるか、ということを目的として策定するもの

 

んんん?なに??ってなった方のために噛み砕いて説明すると~

”企業のさまざまな事業の利益を高めるのはどうすればよいか考えること” です!!

 

また、ここでのキーワードである競争優位とは、

”市場において価値のあるものと認識されつつも、競合他社が未だ保有しえないもの、または能力のこと”を指します。つまりは、ライバル会社との差を生み出すもの。

同業種(例えばゲーム機、スマホ、パソコン)間での競争に勝つには、他社よりも優れたなにかがないと埋もれてしまいます。それをどう構築するかを考えるのもまた、事業戦略の役割の1つなのです。

 

1980年代に。

アメリカの産業界において、企業基盤と活性化を対象とした60年代の経営戦略は、事業の戦略化を経て、80年代には、企業間競争における生き残りのための経営戦略へと変遷してきました。

そのような中で、ハーバード大学のホールが経営環境が逆境下でありながらも、確実に成功を収めている企業の発見と、それらの企業の共通点の確認に成功しました!

 

それがこちら

①業界で最低のコストを実現していること

②製品やサービス、品質における差別化をはかっていること

 

この2点がこれからの企業経営において何より大切なことであることが判明しました。

 

そしてその後登場したのが今回の主役、ポーターさんです(ホールと同じくハーバード大)。彼が提示した3つの基本戦略は、その後の企業の戦略的経営の在り方を決定付けたといわれています。(3つの基本戦略は次回紹介します)

そんな彼は、高い利益を出す事業の「理由」を分析するための手法を考えました。それが、今回のメインテーマである、ファイブ・フォース・モデルでございます。

名前に「ファイブ」とある通り、要素が5つあります!

 

 ①新規参入の脅威

 ②代替品の脅威

 ③買い手の交渉力

 ④売り手の交渉力

 ⑤既存企業間の競合関係

一つずつ紹介しますね!

続きを読む

経営戦略論/マーケティング戦略

f:id:sawamoe0518:20190610150207j:plain


みなさん、こんにちは。今回、「経営学原理」だけを投稿するブログを開設しました!

これから定期的に更新するのでどうぞよろしくお願いします。

実は、メインのブログが他にありまして、そこで4つほど経営学についてのブログを投稿したところ、思った以上の反響がありました(笑)そこで、今現在経営学を学んでる人、学ぼうか迷っている人、経営者の方に為になるような内容しか書かないブログも作ろうと決意しました~。

ここでの内容は、前回の続きとなりますのでそれを見たいという方は「たけのこ日記」の方をチェックしてください。

 

では!!!!!

今日からは 経営戦略論 についてまとめていきます!

ひとくくりに「戦略論」といっても、全社戦略・事業戦略・機能別戦略(マーケティング戦略)という3種類が実は存在します。ここでは右から順にまとめていきます。徐々に扱う世界が広くなってくるイメージでお願いします!

また、私はあくまで大学1年生で習ったところをまとめているので内容的にはまだ浅いかもしれません。

 

マーケティング戦略

 

企業が他社とのマーケティング戦略を有利に進めるには、利益の獲得を目的として「何を」「誰に」「どれくらい」「どんな方法で」販売するかを明確にする必要があります。そのため、様々なマーケティング要素を戦略的に組み合わせることがものすごく大切になってきます。

 

ここでは「4つのP(マーケティングの4P)」について紹介します。

 

4つのP

  • Product(製品)
  • Price(価格)
  • Promotion(促進)
  • Place(販売チャネル)

 

①製品(product)戦略

 

 what▶ どの市場にどんな商品を販売するかを用途別、顧客別、商品別に定めたもの

 

 

point ▶ 他社製品と自らを差別化する製品コンセプトを設定すること

 

②価格(Price)戦略

 

what ▶ 商品の価格をどのように設定するかを原価や市場価格と比較して決めたもの

point ▶消費者は価格によって製品選択をするため、価格は競争上のポジショニング と認知品質の内容を考慮すること

 

③販売促進(promotion)戦略

what ▶ リベート(手数料、割戻金)、広告宣伝、催事費をどのように行うか、他社との差別化を価格で行 うか、品質で行うかを定めたもの

point ▶ 広告、PR、人的販売、販売促進、ダイレクト・マーケティングなどをどのよう に組み合わせて行っていくかということ

  →→広告…商品の知名度やイメージ形成

       に有効

    パブリシティ…ニュース性の高い活

           動をすることで信頼

           性を高める

    人的販売…製品と顧客の接点をつく

         り購買促進

    ダイレクト・マーケティング…顧客

       に直接的に製品価値を訴える

④販売チャネル(place)戦略

what▶ どのような方法で販売するかということに関して、市場別、地域別、得意先別、商品別にさだめたもの

point▶・メーカーにとって、この戦略は最も

    重要な戦略的課題

    ・どのような流通を用いるかによって

    売れ行きだけでなく製品の知覚品質

    にも違いがでてくる

   ・ターゲット顧客にとっての利便性を

    踏まえた設定が必要

 

以上4つのPが マーケティング戦略の大部分を占める戦略でした。

4つの特性からわかる通り、マーケティング競争において重要なことは、市場ニーズと製品、価格などの一連の要素をマッチングさせることです!

 

マーケティング戦略についてはこれで以上です!

次回は事業戦略①です!

今回は軽めでしたが次回は5倍くらい濃くなると思います、、、

 

 

では!!✋✋✋

f:id:sawamoe0518:20190610150207j:plain